配列(一次元/二次元)

配列の指定した範囲を抜き出す(インデックス番号でFromTo)【ExcelVBA】

パーツ化とは

ExcelVBAマクロ初級者からの脱却が、処理のパーツ化(プロシージャの分割)と考えています。
マクロを作る上で基本機能をパーツ化する事で、開発時間の削減に繋がります。
処理はパーツ単位で分ける事を心掛けましょう。

分かりやすく説明すると、エクセルの「関数」と同様です。
SUM関数であれば セル内に「=SUM(1+2+3)」と記載すれば、セルには「6」と表示されますよね。
値を渡せば正しい値で返ってくる動きです。

このコードをコピペでOK

'■配列の指定した範囲を抜き出す(インデックス番号でFromTo)
Public Function Call_ArrayOutPut(ByRef arr As Variant, rStart As Long, rEnd As Long)
    '■一時的な配列を作成
    Dim temp As Variant
    ReDim temp(rStart To rEnd)
    
    '■arrから必要データを切出
    Dim i As Long
    For i = rStart To rEnd
        temp(i) = arr(i)
    Next
    Call_ArrayOutPut = temp
End Function

使い方

上記をコピペでお好きなモジュール内に記載してください。

Public Sub test()

    Dim arr As Variant
    ReDim arr(1 To 5)
    arr(1) = "a"
    arr(2) = "b"
    arr(3) = "c"
    arr(4) = "d"
    arr(5) = "e"
    arr = Call_ArrayOutPut(arr, 3, 5)
          
    '■配列が以下のように抜き出しされる
    'arr(3)→"c"
    'arr(4)→"d"
    'arr(5)→"e"
    
    '■arr(1)~arr(3)にしたければ再定義すればOK。
    'Dim n As Long: n = UBound(arr) - LBound(arr)
    'ReDim Preserve arr(1 To n + 1) '1スタートの場合
End Sub


注意点

  • 元のインデックス番号は保持したまま処理をします。
    ※必要あれば要素数計算してRedimPreserveするコードです。

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