VBATips

選択しているセルの範囲に罫線を引くショートカットキーを作成する【ExcelVBA】

パーツ化とは

ExcelVBAマクロ初級者からの脱却が、処理のパーツ化(プロシージャの分割)と考えています。
マクロを作る上で基本機能をパーツ化する事で、開発時間の削減に繋がります。
処理はパーツ単位で分ける事を心掛けましょう。

分かりやすく説明すると、エクセルの「関数」と同様です。
SUM関数であれば セル内に「=SUM(1+2+3)」と記載すれば、セルには「6」と表示されますよね。
値を渡せば正しい値で返ってくる動きです。

このコードをコピペでOK

Sub auto_open()
    '■ショートカットキー: Ctrl + Shift + W
    Application.OnKey "+^W", "Call_CreateRuledLine"
End Sub
Public Sub Call_CreateRuledLine()
    
    '■選択しているセルの範囲の表に実線(細)を引く(上下左右内側の格子上に引く)
    Selection.CurrentRegion.Borders.LineStyle = xlContinuous
    
    '■表のヘッダー部分に色を付ける
    Selection.CurrentRegion.Rows(1).Interior.ColorIndex = 35

End Sub

使い方

Ctrl + Shift + W(便宜上Wにしているだけで好きなキーでお使いください)で「現在選択している表に罫線を引きます。

個人用マクロブックについて

通常、マクロはブック内にコードを記載して、そのマクロのみで使用します。
個人用マクロブックはエクセルさえ開いていれば、どのブックでもコード実行が出来ます。

保存先は、Excel起動用のフォルダです。
■フォルダ
C:\ユーザー\(アカウント名)\AppData\Roaming\Microsoft\Excel\XLSTART
■ファイル名
PERSONAL.XLSB

PERSONAL.XLSBがない

個人用マクロブックはマクロの記録から作成が可能です。
マクロの記録からマクロの保存先を「個人用 マクロブック」にして保存してください。
■手順
新規ブックを作成し、メニューバーから「表示」→「マクロ」→「マクロの記録」

注意点

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