VBATips

セル範囲に罫線を引くor罫線をクリアするショートカットキーを作成する【ExcelVBA】

下記記事の改良版です。
選択しているセルの範囲に罫線を引くショートカットキーを作成する【ExcelVBA】

前回は選択しているセル範囲の表に対して、罫線を引いただけでしたが、
今回は選択しているセル範囲の表に対して、罫線を引く or 罫線をクリアするようにします。

罫線を引くor罫線をクリアするショートカットキーを作成

罫線を引くorクリアする分岐は、アクティブなセルに罫線が存在するかどうかで切り分けをします。

Public Sub Call_CreateRuledLine22()
    Dim bor As Borders
    Set bor = Selection.Borders
    
    If bor.Value = xlContinuous Then
        '■選択しているセルの罫線が実線(xlContinuous)であれば罫線をクリア、ヘッダー色クリア
        Selection.CurrentRegion.Borders.LineStyle = xlNone
        Selection.CurrentRegion.Rows(1).ClearFormats
    Else
        '■それ以外は罫線を引く、ヘッダーの背景を塗りつぶす。
        Selection.CurrentRegion.Borders.LineStyle = xlContinuous
        Selection.CurrentRegion.Rows(1).Interior.ColorIndex = 35
    End If
End Sub

使い方

Ctrl + Shift + W(便宜上Wにしているだけで好きなキーでお使いください)で
現在選択している表に罫線を引く or 罫線情報をクリアします。

個人用マクロブックについて

通常、マクロはブック内にコードを記載して、そのマクロのみで使用します。
個人用マクロブックはエクセルさえ開いていれば、どのブックでもコード実行が出来ます。

保存先は、Excel起動用のフォルダです。
■フォルダ
C:\ユーザー\(アカウント名)\AppData\Roaming\Microsoft\Excel\XLSTART
■ファイル名
PERSONAL.XLSB

PERSONAL.XLSBがない

個人用マクロブックはマクロの記録から作成が可能です。
マクロの記録からマクロの保存先を「個人用 マクロブック」にして保存してください。
■手順
新規ブックを作成し、メニューバーから「表示」→「マクロ」→「マクロの記録」

注意点

関連記事

「Ctrl+Shift+Q」で「セル結合・セル結合解除」をパーツ化する。【エクセルマクロ】
「Ctrl+Shift+V」で「値で貼付する」をパーツ化する。【エクセルマクロ】

コメント

タイトルとURLをコピーしました