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フォルダ内ファイル数を取得する をパーツ化する【ExcelVBA】

パーツ化とは

ExcelVBAマクロ初級者からの脱却が、処理のパーツ化(プロシージャの分割)と考えています。
マクロを作る上で基本機能をパーツ化する事で、開発時間の削減に繋がります。
処理はパーツ単位で分ける事を心掛けましょう。

分かりやすく説明すると、エクセルの「関数」と同様です。
SUM関数であれば セル内に「=SUM(1+2+3)」と記載すれば、セルには「6」と表示されますよね。
値を渡せば正しい値で返ってくる動きです。

このコードをコピペでOK

'■フォルダ内ファイル数取得する
'fPathフォルダパス fName 取得したいファイル名(全てなら * ワイルドカードを指定)
Public Function Call_GetFileCount(fPath As String, fName As String)
    Dim i As Long: i = 0
    Dim tmp As String: tmp = Dir(fPath & "\" & fName)
    
    Do While tmp <> ""
        i = i + 1
        tmp = Dir() 'ファイルがなくなるまで処理を続ける。
    Loop
    
    Call_GetFileCount = i
End Function

使い方

上記をお好きなモジュール内にコピペしてください。
実際に使用する時は以下のような形で使用してください。

Public Sub sample()
    
    'C:\Appsフォルダ内のすべてのファイル数を取得
    Debug.Print Call_GetFileCount("C:\Apps", "*")

    'C:\vbaフォルダ内の拡張子がzipのファイル数を取得
    Debug.Print Call_GetFileCount("C:\vba", "*.zip")

End Sub

注意点

  • ファイル数の取得のみでフォルダはカウントしません。
  • サブフォルダを含めて存在チェックするわけではありません。
  • 今回はDir関数ですが、FileSystemObjectでも同様に取得する事が可能です。

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