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「指定フォルダが存在すれば削除」処理をパーツ化する【ExcelVBA】

パーツ化とは

ExcelVBAマクロ初級者からの脱却が、処理のパーツ化(プロシージャの分割)と考えています。
マクロを作る上で基本機能をパーツ化する事で、開発時間の削減に繋がります。
処理はパーツ単位で分ける事を心掛けましょう。

分かりやすく説明すると、エクセルの「関数」と同様です。
SUM関数であれば セル内に「=SUM(1+2+3)」と記載すれば、セルには「6」と表示されますよね。
値を渡せば正しい値で返ってくる動きです。

このコードをコピペでOK

'■指定フォルダの削除(フォルダが存在してれば削除)
Public Function Call_DeleteFolder(tFolder As String)
    If Dir(tFolder, vbDirectory) <> "" Then
        Kill tFolder & "\*.*"   'フォルダ内のファイル全削除
        RmDir tFolder           'フォルダ削除
    End If
End Function

使い方

上記をお好きなモジュール内にコピペしてください。
実際に使用する時は以下のような形で使用してください。

Public Sub sample()
    Call Call_DeleteFolder("C:\LOG\202109")'202109フォルダがあれば削除
End Sub

結果イメージ

指定フォルダ(ディレクトリ)に「指定したフォルダ」が存在していれば削除します。
フルパスで指定しなかった場合はカレントフォルダ内を探索します。

注意点

  • サブフォルダを含めて全削除するわけではありません。
    その場合はDir関数で行うよりFileSystemObjectを使用した方が簡単です。
  • 今回のマクロはサブフォルダが削除されるわけではないので、
    ユーザーが好き勝手したフォルダを削除というよりは、
    マクロ側で作成したフォルダを削除するようなイメージです。

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