IIf関数
TureかFalseを評価する簡単な条件式であれば、If文やSelect Case文と同じように扱えます。
コードをまとめ、より簡潔に記述したい場合に使用してください。
構文
IIf(expr, truepart, falsepart)
expr | 評価する式。必須です。 |
truepart | expr が True の場合に返される値または式。必須です。 |
falsepart | expr が False の場合に返される値または式。必須です。 |
IIf関数、If文、Select Case文の比較
Public Sub Sample() Dim num As Long, str As String num = InputBox("数値を入力してください") '■IIf関数を用いた場合 str = IIf(num > 500, "大きい", "小さい") MsgBox str '■If文の場合 If num > 500 Then MsgBox "大きい" Else MsgBox "小さい" End If '■Select Caseの場合 Select Case num Case num > 500 MsgBox "大きい" Case Else MsgBox "小さい" End Select End Sub
注意点
- IIf関数はIf文やSelectCase文に比べ処理速度が遅くなります。
- TrueのときでもFalseまで(FalseのときでもTrueまで)全て計算されます。
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