関数・メソッド

プログラムのデバッグにイミディエイトウィンドウを活用する【Debug.Print/?】【ExcelVBA】

イミディエイトウィンドウ

VBEの下部にあるイミディエイトウィンドウは、下記のようなことができます。

・関数の結果や変数の値などを出力
・プロシージャの途中で関数の結果などを出力
・Sunプロシージャ、Functionプロシージャの実行
・1行で完結するコードを直接入力して試行

プログラムを1行書いてEnterキーで実行するだけですぐに結果が確認できるので便利ですね。

出力方法はプログラムに組み込むか、イミディエイトウィンドウに直接入力することで実行できます。

Debug.Print

コードウィンドウに「Debug.Print 値」を記述すると、値をイミディエイトウィンドウに表示します。
イミディエイトウィンドウに直接入力も可能です。

疑問符(?)

「Debug.Print」はイミディエイト内であれば「疑問符(?)」に置き換えることもできます。
「疑問符(?)」はコードウィンドウに入力しても認識しないので注意してください。

サンプルコード

'■コードウィンドウに記述する場合
Public Sub Sample()
  Range("A1:A5").Value = 5 '数値を入力
  
  Debug.Print 100           '値をそのまま出力
  Debug.Print Range("A1")  'セルの値を出力
  
  '式の結果を出力
  Dim ave As Long
  ave = WorksheetFunction.Average(Range("A1:A5"))
  Debug.Print ave    '5
 
End Sub

'■イミディエイトウィンドウに入力する場合
Range("A1").Value = 20 'A1セルに20と入力
?Range("A1").Value 'A1セルの値を出力

'ユーザー定義関数も出力可能
?TaxIncluded(100)  '110

注意点

  • 上記で使用したユーザー定義関数 TaxIncluded は税込み(10%)価格を表します。
    ※詳細はこちらの記事をご覧ください。

関連記事

コメント

タイトルとURLをコピーしました