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イミディエイトウィンドウを初期化する処理(クリア)をパーツ化【ExcelVBA】

パーツ化とは

ExcelVBAマクロ初級者からの脱却が、処理のパーツ化(プロシージャの分割)と考えています。
マクロを作る上で基本機能をパーツ化する事で、開発時間の削減に繋がります。
処理はパーツ単位で分ける事を心掛けましょう。

分かりやすく説明すると、エクセルの「関数」と同様です。
SUM関数であれば セル内に「=SUM(1+2+3)」と記載すれば、セルには「6」と表示されますよね。
値を渡せば正しい値で返ってくる動きです。

このコードをコピペでOK

'■イミディエイトウインドウをクリアして初期化する
Public Function call_debugPrintAllClear()
    Debug.Print String(200, vbCrLf)
End Function

何度もVBA開発→テストを行うとイミディエイトウインドウにいらない情報があることが多く、戸惑います。
単純にクリアする方法はなく、改行で疑似的にクリアして初期化します。
単純なコードですが、パーツ化しておくことによって開発効率が上がります。

上記をお好きなモジュール内にコピペしてください。
実際に使用する時は以下のような形で使用してください。

Public Sub sample()
    Call call_debugPrintAllClear
End Sub

結果イメージ

200行分改行を送り込み、疑似的にイミディエイトウインドウを初期化しました。
String関数で指定した文字(改行vbCrLF)を繰り返し入力しています。

注意点

  • イミディエイトウィンドウには出力可能行数は199行まで
  • 200行改行を送り込むことで疑似的にクリアしています。
    ※単純にクリアする方法は存在しません。
  • 上記以外は、キーボード処理をSendKeyで送る or レジストリいじる形なのでお勧めしません。

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