関数・メソッド

ユーザーがデータを入力できるダイアログボックスを表示する【InputBox関数】【ExcelVBA】

InputBox関数

ユーザーが自身でテキストボックスにデータを入力することができるダイアログボックスを表示します。
任意のデータを入力できるので氏名の入力や文字列の検索など、様々な場面で活用できます。

構文
InputBox(prompt, [ title ], [ default ], [ xpos ], [ ypos ], [ helpfile, context ])

promptメッセージとして表示される文字列式です。
最大で約 1024 文字使用できます(字幅による)。必須。
titleダイアログボックスのタイトルバーに表示される文字列式です。
省略された場合、アプリケーションの名前が表示されます。省略可。
defaultテキストが未入力の場合に表示される文字式です。
省略された場合、空の状態のテキストボックスが表示されます。省略可。
xpos画面の左端からダイアログボックスの左端までの水平方向の距離を指定できます(twip単位)。
省略された場合、ダイアログ ボックスは水平方向の中央寄せで表示されます。省略可。
ypos画面の上部からダイアログボックスの上端までの縦方向の距離を指定できます(twip単位)。
省略されると、ダイアログボックスは画面を約3分の1下がった位置に垂直方向に配置されます。
省略可。
helpfileダイアログボックスに状況依存のヘルプを設定する場合に、
ヘルプファイルを識別する文字列式です。
helpfile を指定する場合は、context も必ず指定してください。省略可。
contextヘルプ作成者によって割り当てられたヘルプコンテキスト番号を示す数式です。
context を指定する場合は、helpfile も必ず指定してください。省略可。

 

InputBoxを表示させるサンプルコード

Sub sample()
 Dim num As String
     'インプットボックスを表示する
     num = InputBox("出席番号を入力してください")
     '入力された番号をセルA1に表示する
     If num <> "" Then
        Range("A1").Value = num
     End If

End Sub

注意点

  • 式内で一部の引数を省略するときはカンマで区切ってください。
    InputBox("メッセージ", , "入力欄デフォルト")
    

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