開かれているウィンドウを整列して見やすくする【Arrangeメソッド】【ExcelVBA】

Arrangeメソッド
開かれているウィンドウを参照するサンプルコード
注意点
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Arrangeメソッド

Excelのウィンドウをいくつも開いていると、バラバラとして見にくくなってしまいます。
リボンの「表示」から「ウィンドウ」を選択し、「整列」をするとウィンドウを綺麗に並べられます。
この一連の流れをVBAで実行するには、Arrangeメソッドを使用します。

構文
Object.Arrange (ArrangeStyle/ActiveWorkbook/SyncHorizontal/SyncVertical)

ArrangeStyle	XlArrangeStyleクラスの定数を指定し、ウィンドウの並べ替えます。省略可。
ActiveWorkbook	True を指定すると表示されているウィンドウだけが整列されます。 False を指定すると、すべてのウィンドウが整列されます。既定値は False 。省略可。
SyncHorizontal	True を指定すると作業中のブックのウィンドウを左右にスクロールするときに、他のウィンドウも同時にスクロールします。 False の場合は同時スクロールを行いません。既定値は False 。省略可。
SyncVertical	True を指定すると作業中のブックのウィンドウを上下にスクロールするときに、他のウィンドウも同時にスクロールします。 False の場合は同時スクロールを行いません。既定値は False 。省略可。

XlArrangeStyleクラスの定数は以下の通りです。

XlArrangeStyleの定数
xlArrangeStyleCascade	7	少しずつずらし、重ねて表示する。
xlArrangeStyleHorizontal	-4128	画面の上から下へ並べる。
xlArrangeStyleTiled	1	既定値。開かれているウィンドウが、すべて画面に表示されるように並べる。
xlArrangeStyleVertical	-4166	画面の左から右へ並べる。

開かれているウィンドウを参照するサンプルコード

Public Sub Sample()

  '重なるように並べる
  Windows.Arrange ArrangeStyle:=xlArrangeStyleCascade
  '上から下へ並べる
  Windows.Arrange ArrangeStyle:=xlArrangeStyleHorizontal
  '全てのウィンドウが見えるように並べる
  Windows.Arrange ArrangeStyle:=xlArrangeStyleTiled
  '左から右へ並べる
  Windows.Arrange ArrangeStyle:=xlArrangeStyleVertical
  
End Sub