構文
Chr(CharCode)
CharCode・・・Shift_JIS形式の文字コードを選択
戻り値・・・・・String(ASCIIコードで指定された文字列を返す)
戻り値・・・・・String(ASCIIコードで指定された文字列を返す)
Chr関数は文字コード(ASCIIコード)から文字列に変換します。
※アルファベットや日本語文字列などを通常呼び出すケースは少なく、
タブ文字Chr(9)や改行文字Chr(10)を呼び出すケースが多いでしょう。
※アルファベットや日本語文字列などを通常呼び出すケースは少なく、
タブ文字Chr(9)や改行文字Chr(10)を呼び出すケースが多いでしょう。
Chr関数のサンプルコード
Public Sub test_Chr() '■ASCIIコード表に対応した文字列を呼び出す MsgBox Chr(65) '→A MsgBox Chr(97) '→a MsgBox Chr(57) '→0 '■制御文字(タブ文字) MsgBox "a" & Chr(9) & "b" '→a b '■制御文字(改行文字) vbLf MsgBox "a" & Chr(10) & "b" '→a ' b End Sub
注意点
- Chr関数はShift_JIS形式で取得します。UTF-16で取得したい場合は ChrW関数 を使用します。
※使用例 Webで取得したデータの半角スペース削除ができない【ExcelVBA】 - 1 バイトのデータ取得する場合は ChrB 関数を使用します。※あまり使用しないでしょう。
- 0 ~ 255 の範囲は半角文字です。
-32768 ~ 65536 の範囲は全角文字です。
よく使うChr関数の一覧
Chr関数を知らずに使っているケースもあるでしょう。下記で使用していたりしませんか?
使用例※ダブルクォーテーションを文字列に簡単に入れたい(Chr関数)
Chr関数 | 意味 |
Chr(39) | シングルクォーテーション(‘) |
Chr(34) | ダブルクォーテーション(“) |
Chr(9) | タブ |
Chr(32) | 半角スペース |
Chr(10) | vbLf |
Chr(13) | vbCr |
Chr(10)+Chr(13) | vbCrLf |
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