図形の選択方法
VBAで図形を選択するときは Shape.Selectメソッド を使用します。
図形を指定してSelectを使うだけなのでとても簡単です。
Select を SelectAll にすると全ての図形を選択することが可能です。
Shape.Selectメソッド
構文
Object.Select (Replace)
| Object | Shapeオブジェクトを表す変数です。 |
| Replace | True を指定すると選択範囲が置き換えられます。 既定値は True です。 False を指定すると新しい選択範囲が追加され同時に選択されます。 |
図形を選択するサンプルコード
Public Sub Sample()
Dim ws As Worksheet
Set ws = ActiveSheet
'図形を追加する
With ws.Shapes
'正方形/長方形
.AddShape(msoShapeRectangle, 50, 30, 100, 50).Select
'二等辺三角形
.AddShape(msoShapeIsoscelesTriangle, 50, 100, 60, 60).Select
'円
.AddShape(msoShapeOval, 50, 200, 60, 60).Select
End With
'■図形を選択する
ws.Shapes(1).Select
ws.Shapes("二等辺三角形 2").Select '図形の名前でも可
ws.Shapes(3).Select False 'Falseを指定すると同時選択
'■全てを選択する
ws.Shapes.SelectAll
End Sub
注意点
- 図形の名前を変更していない場合、作成した順番に図の名前の後ろに数字が振られています。



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