関数・メソッド

半角空白スペースを繰り返し入力する【Space関数】【ExcelVBA】

構文

Space(Number)  

Number・・・ 半角空白スペースを入力したい回数
戻り値・・・・指定回数分の半角空白スペース(文字列)を返します
Space関数半角スペースを繰り返し入力します。
指定した文字を繰り返し入力したい場合はString関数を使用します。

Space関数のサンプルコード

Public Sub test_Space()
    
    '■5回半角スペースを入力し、体裁を整える
    MsgBox Space(5) & "a"  '「      a」
    
    '■単純にSpace関数を使用しなくても下記で表現可能。
    MsgBox "     a"        '「     a」

    '■マイナスの数値や文字列を入力するとエラーが発生する
    '実行時エラー 5 プロシージャの呼び出し、または引数が不正です
    MsgBox Space(-5)
    '実行時エラー 13 型が一致しません
    MsgBox Space("test")

End Sub

注意点

  • Space関数は半角空白スペースのみ繰り返し入力可能です。
  • 全角空白スペースを繰り返し入力したい場合はString関数を使用します。
    ※それ以外の任意の文字列を入力したい場合も同様にString関数を使用します。
  • セルの値や表示の体裁を整える(空白スペースで埋める)場合に使用します。
    ※使用例 文字列の前後を空白埋めで 桁数を揃える(Space関数/Right関数)
  • またはVBAコードの可読性を上げる為に使用します。
    「       abc」より「Space(5) & abc」の方が可読性は高いですよね。
    ※もちろんマジックナンバーの5ではなく定数を使用するとメンテナンスにも優れます。

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