FilterModeプロパティ
ワークシートに設定されているオートフィルタを調べることで、
実際にデータが絞り込まれているかどうかを判断することができます。
オートフィルタによりデータが抽出されている場合は、True を返します。
構文
Object.FilterMode
| Object | Worksheetオブジェクトを表す変数です。 |
データが抽出されているか確認できるサンプルコード
Public Sub Sample()
'データを入力しておく
Range("A1") = "aaa"
Range("A2") = "123"
'オートフィルタで「123」を絞り込む
Range("A1").AutoFilter Field:=1, Criteria1:="123"
'■データが抽出されているかの確認
With ActiveSheet
'データが抽出されている場合の処理
If .FilterMode Then
Debug.Print "データの抽出されています"
'データが抽出されていない場合の処理
Else
Debug.Print "データが抽出されていません"
End If
End With
End Sub
注意点
- Excel2007以降の機能です。
- 似ているものに AutofilterMlodeプロパティ がありますが、
こちらは「オートフィルタが設定されているか」を調べることができます。
FilterMode と AutoFilterMode は用途が異なるものです。



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