関数・メソッド

ウィンドウ枠の固定を設定/解除する【FreezePanesプロパティ】【ExcelVBA】

構文

Object.FreezePanes = expression

expression・・・True→ウィンドウ枠を固定する/False→ウィンドウ枠の固定を解除する
FreezePanesプロパティでウィンドウ枠の固定/固定解除が設定可能です。
また現在の状態(固定しているかしていないか取得可能です)
 

ウィンドウ枠の固定を設定/解除するコードサンプル

Public Sub sample()

    '■現在ウィンドウ枠が固定されている(True)されていない(False)を取得
    Debug.Print ActiveWindow.FreezePanes    'False
    
    '■セルA2を基準としてウィンドウ枠を固定する
    Range("A2").Select
    ActiveWindow.FreezePanes = True

    '■現在ウィンドウ枠が固定されている(True)されていない(False)を取得
    Debug.Print ActiveWindow.FreezePanes    'True
    
    '■ウィンドウ枠固定を解除
    ActiveWindow.FreezePanes = False

    '■一度ウィンドウ枠を固定し、固定場所を変更したい場合は一度解除が必要です
    Range("A2").Select
    ActiveWindow.FreezePanes = True

    Range("B2").Select
    ActiveWindow.FreezePanes = True 'セル「A2」で固定された状態で、セル「B2」では固定しなおされません

End Sub

注意点

  • Range(“A2”).Selectのように一度セルをSelect(選択状態)にしています。
    これは基準となるセルを選択する必要があるからです。
    Range(“A2”).FreezePanes = True といった表記方法はNGです。

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