隣のセルを参照・取得する【Previousプロパティ/Nextプロパティ】【ExcelVBA】

構文

Range.Previous
Range.Next

隣のセルを参照・取得するPrevious/Nextのサンプルコード

Public Sub sample()
    Dim rng As Range
    Set rng = Range("B1")
    Range("A1") = 1
    Range("B1") = 2
    Range("C1") = 3

    '■指定セル(B1)の左側(Previous)右側(Next)の値(Value)を取得
    Debug.Print rng.Previous.Value  '1(セルA1の値を取得)
    Debug.Print rng.Next.Value      '3(セルC1の値を取得)
    
    '■指定セル(B1)の左側(Previous)右側(Next)の背景色(Interior.Color)を取得
    Debug.Print rng.Previous.Interior.Color '16777215 塗りつぶしなし
    Debug.Print rng.Next.Interior.Color     '16777215 塗りつぶしなし
    
    '■左隣のセルの書式をコピーする（可変なフォーマット作成）
    rng.Previous.Copy
    rng.PasteSpecial (xlPasteFormats)

    '■A1の左隣などエラーが発生するケース
    Debug.Print Range("A1").Previous.Address '実行時エラー1004 アプリケーションの定義またはオブジェクト定義のエラーです。
    
End Sub

注意点

• 今回はシート名などは明示していませんのでActiveSheetから取得します。
• 別のシートや別のブックのセル範囲を取得する場合は、Worksheetsを事前に指定しましょう。
  ワークシート名を変数にSetし、短い名前で利用する【マクロ初級者必読】
• 一つ上のセルや下のセル取得する場合はOffsetプロパティを使用します。
• 結合セルがあっても気にせず隣のセルを取得します。
  (例) B1:D5まで結合セルの場合、Range(“C3”).Previousを指定するとセルB3を参照します。

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