ウィンドウの分割
「ウィンドウの分割」をすると、同じデータを二つ表示し個別でスクロールすることにより
膨大な量のデータから必要な物を比較することができます。
VBAでウィンドウの分割を行うには以下のプロパティを使用します。
・Splitプロパティ…Tureを指定すると、アクティブセルを起点にウィンドウが分割されます。
・SplitRowプロパティ…指定した行を起点に、ウィンドウが分割されます。
・SplitColumnプロパティ…指定した列を起点に、ウィンドウが分割されます。
・SplitRowプロパティ…指定した行を起点に、ウィンドウが分割されます。
・SplitColumnプロパティ…指定した列を起点に、ウィンドウが分割されます。
構文
Object.Split = Ture/False
Object.SplitRow = 設定値
Object.SplitColumn = 設定値
Object | Windowオブジェクトを表す変数です。 |
ウィンドウを分割するサンプルコード
Public Sub Sample() '■セルを起点にウィンドウを分割する Range("E10").Activate 'セルE10をアクティブ化 ActiveWindow.Split = True 'ウィンドウを分割 '■2行目を分割して固定する ActiveWindow.SplitRow = 2 '■3列目を分割して固定する ActiveWindow.SplitColumn = 3 '■ウィンドウの分割を解除する ActiveWindow.Split = False End Sub
注意点
- 似た機能に「ウィンドウ枠の固定」があります。そちらはFreezePanesプロパティを使用してください。
- FreezePanesプロパティと同時に使用することはできません。
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