関数・メソッド

ワークシートの見出し色を変更する【Tabプロパティ】【ExcelVBA】

構文

Sheets.Tab.ColorIndex = expression

expression・・・ColorIndex値(1~56)もしくは xlColorIndexNone(色なし)

Tabプロパティの ColorIndex の値を変更することで、ワークシートの見出し色を変更可能です。
色はColorIndex値(1~56)もしくは ColorIndex プロパティ定数(下表)の xlColorIndexNone で指定します。

ColorIndexプロパティ定数一覧(XlColorIndex 列挙型)

名前説明
xlColorIndexAutomatic-4105自動設定(Tabプロパティでは使用できません)
xlColorIndexNone-4142色なし

ワークシートの見出し色を変更するコードサンプル

Public Sub sample()

    '■アクティブシートの見出し色を黄色(インデックス値:6)に設定する
    ActiveSheet.Tab.ColorIndex = 6

    '■アクティブシートの見出し色を「色なし」に設定する
    ActiveSheet.Tab.ColorIndex = xlColorIndexNone
    
    '■左隣のシート見出しと同じ色をアクティブシートに設定する
    With ActiveSheet
        'アクティブシートが一番左側にある場合は処理を行わない
        If .Index <> 1 Then
            .Tab.ColorIndex = Sheets(.Index - 1).Tab.ColorIndex
        End If
    End With
    
    '■全シートの見出し色を「色なし」に設定する
    Dim ws As Worksheet
    For Each ws In Worksheets
        ws.Tab.ColorIndex = xlColorIndexNone
    Next ws

    '■直接RGBで指定する場合はColorプロパティを使用する
    ActiveSheet.Tab.Color = RGB(255, 0, 0)
End Sub

注意点

  • Tabオブジェクトはセル背景色(CopyRange.Interior)のようにColorプロパティがサポートされていません。(Excel2019時点)
  • そのため、ワークシートの見出し色を変更するには、本ページのようにColorIndexプロパティを使用します。

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