構文
Object.Value = expression
Valueプロパティを使用すると、Objectに値を入力反映が可能です。
簡単に言うと、セルにデータを反映する場合、Valueプロパティを利用します。
Valueプロパティのコードサンプル
Public Sub test() '■セルA1に"あいうえお"と入力 Range("A1").Value = "あいうえお" '■セルA1に既存のセル1の値に"12345"を追記する Range("A1").Value = Range("A1").Value & "12345" '"あいうえお12345" '■セルB1~C5まで数字の1を入力する Range("B1:C5").Value = 1 '------------------------------------------ '上記はRangeで記載していますが、Cellsでも同様です。 '------------------------------------------ '■セルA1に"あいうえお"と入力 Cells(1, 1).Value = "あいうえお" '■セルA1に既存のセル1の値に"12345"を追記する Cells(1, 1).Value = Cells(1, 1).Value & "12345" '"あいうえお12345" '■セルB1~C5まで数字の1を入力する Range(Cells(1, 2), Cells(5, 3)).Value = 1 End Sub
注意点
- セルに入力するコードは、マクロで一番最初に覚える事かもしれません。
まずはプログラムの書き方に慣れましょう。 - あれ?普段Valueなんて使ってないと思われた方もおられるかもしれません。
以下はどちらも同じです。(Rangeの場合、Valueを省略しても同一の動作となります。)Range("A1").Value = 1 Range("A1") = 1
Valueを付ける、付けない。こういった細かい部分がプログラマーの癖となります。
コピペで覚える事は初心者には必要なことだと思いますが、動いた後コードの意味を理解する事は必要です。そして自分の信念を持ち、つける、つけないとルール付けすべきです。
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