VBAでEdge/Chromeを起動し、Webページ上に要素が表示されているか調べたい場合があります。
要素が存在するかどうかはIsElementPresentプロパティで判定できましたが、
要素が非表示の場合でも存在していればTrueになり、
非表示の要素(隠れている要素)をクリックなどするとエラーが発生します。
isDispayedプロパティを使用することで要素が表示 or 非表示 の判断が可能です。
要素の表示・非表示を判定するサンプルコード
当方のページにはサンプルがないためコードのみ記載します。
Dim driver As New Selenium.WebDriver '■Edge/ChromeでWebページの要素が表示 or 非表示のチェックをする。 Public Sub sample() '■ブラウザを起動 driver.Start "chrome" 'Edgeの場合はdriver.start "edge" driver.Get "https://vba-create.jp/" '■ページ内の指定要素(xxxx)がページ上に表示であれば、True/非表示であればFalse debug.print driver.FindElementById("xxxx").IsDisplayed '■ページ内の指定要素(xxxx)がページ上に表示するまで待機する Do Until driver.FindElementById("xxxx").IsDisplayed = True driver.Wait 1000 Loop End Sub
HTMLサンプル
display: noneの場合、ページ上には非表示状態で、display: block だと表示状態
<div id="WaitTime" style="display: none;"> <div id="test"> <div class="shadow"><div class="wrap"> <div class="contents"> <p><img src="xxxxx.gif" width="10" height="29" alt=""> しばらくお待ちください </p> </div> </div> </div> </div>
関連記事
SeleniumBasicについて
Internet Explorer11 のサポート期限が2022年6月までと、スクレイピング自体入れ替えていく必要があります。
今一番スムーズなのはSeleniumBasicを使用したスクレイピングと考えます。
但し、VBAでのネット記事は少なく困っている方も多いと思います。
弊社で代行開発も可能ですので、お気軽にご用命ください。
コメント