VBE(Visual Basic Editor)とは?
VBE(Visual Basic Editor)とは、VBAマクロを作成するための開発環境ソフトです。
エクセルのメニューから「ツール」→「マクロ」→「Visual Basic Editor」で起動ができます。
しかし、上記はVBEを起動するまでマウスを3度もクリックしないといけません。
VBEの起動はキーボードの Alt キーと F11キー同時押しでも起動が可能です。
上記のような、ショートカットキーは業務改善・作業効率化するためにマクロを組むのであれば必須の知識です。
VBE(Visual Basic Editor)のショートカット
ショートカットキーの一覧は以下です。
お勧めにはページ内リンクを張っています。
区分 | ショートカットキー | 動作 |
---|---|---|
起動 | Alt + F11 | VBEを起動する |
インデント | Tab | インデントする |
Shift + Tab | インデント戻す | |
実行 | F5 | 実行 |
F8 | ステップイン | |
Ctrl + F8 | カーソル行の前まで実行 | |
表示 | Ctrl + Space | 入力候補の表示 |
F7 | コードウィンドウの表示、移動 | |
Ctrl + G | イミディエイトウィンドウを表示、移動 | |
Ctrl + R | プロジェクトエクスプローラーを表示、移動 | |
F4 | プロパティウィンドウを表示、移動 | |
Shift + F2 | 定義の表示 | |
Ctrl + Shift + F2 | 定義の表示から元の位置へ戻る | |
移動 | Ctrl + ↑ | 前のプロシージャに移動 |
Ctrl + ↓ | 次のプロシージャに移動 | |
Ctrl + Home | モジュールの先頭に移動 | |
Ctrl + ← | 前の単語に移動 | |
Ctrl + → | 次の単語に移動 | |
Ctrl + Shift + ← | 前の単語を選択 | |
Ctrl + Shift + → | 次の単語を選択 |
よく使うショートカットキー
VBEの起動(ALT + F11)
エクセルからVBEを起動するときに使います。
どのマクロもVBEを起動しないと、コードが書けません。
起動処理を素早く実行するためにも覚えておいた方がよいでしょう。 元に戻る
カーソル行の前まで実行(Ctrl + F8)
マクロの敷居を下げてくれているのが、F8のステップインだと考えています。
一行ずつプログラムを処理をしてくれるため、初心者でもイメージしやすいです。
その為、F8キーを覚えている方も多数おられます。
ALT + F8はそちらの応用で、カーソル行の前までプログラムを実行してくれます。
知らないとブレークポイントを作成して、必要なところまで無理やりステップインしている方もおられます。
上記の場合、作業効率が悪い為ALT + F8を覚えておくべきです。元に戻る
移動
初級者から中級者へレベルアップするのは、こちらを有効活用出来たらと考えています。
理由は簡単で、コード量が多くなりキーボードやマウスの入力を少しでも減らしたいと考える。
=全ての処理を最低限の動作で行いたいと考えた場合に有効なショートカットキーです。
中級者になるにつれ、長い定数や変数を使用するようになります。
キーボードを何度も押すのが手間だなと思った時に、移動関連をショートカットキーを使用すれば大幅な時間短縮につながるでしょう。元に戻る
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