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セルの日付を翌月or前月(翌日or前日)にする処理をパーツ化する【ExcelVBA】

パーツ化とは

ExcelVBAマクロ初級者からの脱却が、処理のパーツ化(プロシージャの分割)と考えています。
マクロを作る上で基本機能をパーツ化する事で、開発時間の削減に繋がります。
処理はパーツ単位で分ける事を心掛けましょう。

分かりやすく説明すると、エクセルの「関数」と同様です。
SUM関数であれば セル内に「=SUM(1+2+3)」と記載すれば、セルには「6」と表示されますよね。
値を渡せば正しい値で返ってくる動きです。

このコードをコピペでOK

'■指定した月 から翌月or前月にする/日を翌日or前日にする
Public Function Call_yymmddUpDown(sDate As Date, num As Long)
  '■月を 翌月 or 前月にする場合
    Call_yymmddUpDown = DateSerial(Year(sDate), Month(sDate) + num, 1)
  '■日を 翌日 or 前日にする場合
'    Call_yymmddUpDown = DateSerial(Year(sDate), Month(sDate),Day(sDate) + num)
End Function

使い方

上記をお好きなモジュール内にコピペしてください。
実際に使用する時は以下のような形で使用してください。

ダブルクリックで処理させる場合を記載しています。
実際のセルのイメージは以下。

'■セルの値が指定文言だったら、ダブルクリックした際に、前月or翌月(前日or翌日)に変更する
Private Sub Worksheet_BeforeDoubleClick(ByVal Target As Range, Cancel As Boolean)
  Dim yymmdd as Date
    Select Case Target.Value
        Case "→"
            yymmdd = Target.Offset(0, -1)
            Target.Offset(0, -1).Value = Call_yymmddUpDown(yymmdd, 1)
        Case "←"
            yymmdd = Target.Offset(0, 1)
            Target.Offset(0, 1).Value = Call_yymmddUpDown(yymmdd, -1)
    End Select
    Cancel = True
End Sub

注意点

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