入力規則を設定
Excelに搭載されている「データの入力規則」を設定するときに使用します。
入力規則を設定すると入力に制限をかけられるので、ユーザーによる入力ミスを防ぐことができます。
構文
Validation.Add(Type, AlertStyle, Operator, Formula1, Formula2)
| Type | 入力規則の種類を XlDVType(※) で指定します。必須です。 |
| AlertStyle | 入力規則でのエラーのスタイルを XlDVAlertStyle(※) で指定します。 |
| Operator | データ入力規則の演算子を XlFormatConditionOperator(※) で指定します。 |
| Formula1 | データ入力規則での条件式の最初の部分を225字以内で指定します。 |
| Formula2 | Operator が xlBetween か xlNotBetween の場合、2つ目の条件式です。 |
(※)については、コチラの一覧表をご覧ください。
基本の形
Range(範囲).Validation.Add _
Type:=XlDVType, _
AlertStyle:=XlDVAlertStyle, _
Operator:=XlFormatConditionOperator, _
Formula1:="数値", _
Formula2:="数値"
セルにドロップダウンを設定するサンプルコード
Public Sub Sample()
'■ドロップダウンリストを設定する
'中止アイコン
'選択肢「はい」「いいえ」
ActiveSheet.Range("A1").Validation.Add _
Type:=xlValidateList, _
AlertStyle:=xlValidAlertStop, _
Formula1:="はい,いいえ"
End Sub
注意点
- 入力規則は上書きができないので、最初にDeleteで既存の規則を削除しておくと安心です。



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