ExcelVBAマクロではEdge/Chromeを自動操作し、Webスクレイピング、Webクローリングが可能です。
VBAでEdge/Chrome操作の必須条件がSeleniumBasicインストール後の「参照設定」です。
必要な参照設定
Edge/Chrome操作をする為には、必ず、以下の参照設定をONにする必要があります。
- Selenium Type Library
上記の参照設定をしないと、作成したプログラムがコードが正しくてもエラーが出る場合があります。
「参照設定」の設定方法
①Excelツールバー「開発タブ」→「Visual Basic」をクリックしてVBEを開きます。(Alt + F11)
①VBEツールバー「ツール(T)」→「参照設定(R)」をクリックします。(Alt →T→ R)
②表示されたライブラリファイル一覧から以下をチェックし→OKをクリックします。
- Selenium Type Library
画面イメージ
※画面ではMicrosoft Internet Controls ですが、「Selenium Type Library」にチェックを入れてください。
なぜ参照設定をする必要がある?参照設定とは?
参照とは何を参照しているのでしょうか?それはライブラリ(COMコンポーネント)を参照します。
では、ライブラリとはなんでしょう?
汎用性の高いプログラムをまとめたものを、ライブラリといいます。
Edge/Chrome操作を制御するためのライブラリが「Selenium Type Library」です。
上記のライブラリを参照する(参照設定する)事で、下記のようなコードが有効になるというわけです。
設定がないとライブラリを参照できず、エラーとなるわけです。
Dim driver As New Selenium.WebDriver Public Sub sample() '■chrome かEdgeどちらかを選択。 driver.Start "chrome" ' driver.Start "edge" '■目的のサイトへ移動する driver.Get "https://vba-create.jp/"
SeleniumBasicについて
Internet Explorer11 のサポート期限が2022年6月までと、スクレイピング自体入れ替えていく必要があります。
今一番スムーズなのはSeleniumBasicを使用したスクレイピングと考えます。
但し、VBAでのネット記事は少なく困っている方も多いと思います。
弊社で代行開発も可能ですので、お気軽にご用命ください。
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