構文
Object.ShortPath
ShortPath・・・・指定したObjectの短いパス名を取得します。
Fileオブジェクト、Folderオブジェクトの8.3形式のパスを取得します。
8.3形式とは、MS-DOSや Windows 3.x までのWindowsのファイル名、Windows 95 以降のWindowsの「短いファイル名 (short filename; SFN)」などに適用される、ファイル名の形式です。
ShortPathプロパティのサンプルコード
Public Sub sample() '■FileSystemObjectの宣言 Dim fso As Object: Set fso = CreateObject("Scripting.FileSystemObject") '■フォルダのパスを取得(8.3形式のパスを取得) Debug.Print fso.GetFolder("C:\Program Files (x86)\Windows Defender").ShortPath 'C:\PROGRA~2\WINDOW~1 '■ファイルのサイズを取得(8.3形式のパスを取得) Debug.Print fso.GetFile("C:\Program Files (x86)\Windows Defender\EppManifest.dll").ShortPath 'C:\PROGRA~2\WINDOW~1\EppManifest.dll End Sub
注意点
- フォルダが存在しなければエラー発生します。FolderExistsで事前確認必要です。
実行時エラー76「パスが見つかりません。」 - ファイルが存在しなければエラー発生します。FileExistsで事前確認必要です。
実行時エラー53「ファイルが見つかりません。」
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