構文
Result = Object.HasFormula
Object・・・数式があるかどうか判断する対象セル・対象セル範囲
Result ・・・True/含まれる Flase/含まれない Null/一部含まれない
Result ・・・True/含まれる Flase/含まれない Null/一部含まれない
対象セルもしくは対象セル範囲に数式が含まれるかどうかチェックします。
HasFormula関数のサンプルコード
Public Sub sample_HasFormula() Range("A1") = "あいうえお" Range("A2").Formula = "=TODAY()" Range("A3").Formula = "=NOW()" '■セルに数式が含まれるかどうかチェックする場合 Debug.Print Range("A1").HasFormula 'False Debug.Print Range("A2").HasFormula 'True Debug.Print Range("A3").HasFormula 'True '■セル範囲に数式が含まれるかどうかチェックする場合 Debug.Print Range("A1:A2").HasFormula 'Null Debug.Print Range("A2:A3").HasFormula 'True End Sub
注意点
- 数式を入力する場合はFormulaプロパティ、FormulaR1C1プロパティで入力をします。
- セル範囲に含まれるかどうかチェックする場合は、Nullがあることだけ注意してください。
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