構文
ChDrive drive
drive・・・・・・カレントドライブを文字列で指定。
ChDriveステートメントはカレントドライブを変更します。
現在のカレントドライブは CurDir で取得可能です。(カレントフォルダも含め取得)
ChDriveステートメントのサンプルコード
Public Sub sample() '■現在のカレントフォルダを取得 Debug.Print CurDir 'C:\Users\User\Documents '■現在のカレントドライブを取得 Debug.Print Left(CurDir, 1) 'C '■カレントフォルダをDドライブに変更する ChDrive "D" '■カレントフォルダをZドライブ(\\server\work)に変更する ChDrive "Z" '■ドライブが存在しないと、実行時エラー '68':デバイスが準備されていません。 ChDrive "D" '■ドライブ名が割り当てられていないネットワークドライブに変更しようとすると '実行時エラー '5':プロシージャの呼び出し、または引数が不正です。 ChDrive "\\server\work" End Sub
注意点
- カレントフォルダを変更するChDirステートメントがあるにも関わらず、
カレントドライブだけを変更するステートメントが用意されている理由は、以下です。 - ChDirステートメントでは別ドライブに変更が出来ません。
- ChDirステートメントではネットワークドライブには変更が出来ません。
- CHDriveでもネットワークドライブに変更できるのは、割り当てしたドライブのみです。
割り当てしないドライブに変更する場合は、WScript.Shell.CurrentDirectoryで変更する必要があります。
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