Internet Explorerをシアターモードで表示する
Excel VBAマクロでIEを自動操作する際、画面をシアターモードで表示させることも可能です。
シアターモードとはIE起動後、手動で F11 キーを押した時の全画面表示と同様です。
似たような機能でフルスクリーン表示もあります。
IEをシアターモードで表示する、元に戻すサンプルコード
Sub sample_IE_TheaterMode() Dim objIE As InternetExplorer '■IEを起動 Set objIE = CreateObject(”InternetExplorer.Application”) objIE.Visible = True '■指定したURLに飛び、Webサイトの表示を待つ objIE.navigate ”https://vba-create.jp/” Call Call_IE_WaitTime '■IEの画面サイズをシアターモード(全画面表示)する objIE.TheaterMode = True '■IEの画面サイズを、通常画面表示する objIE.TheaterMode = False End Sub
注意点
- こちらのコードだけでは動作しません。
下記の読み込み待ちのパーツ化したコードが必要です。
VBAでIE操作「ブラウザの読込待ち」処理をパーツ化する【エクセルマクロ】 - 手作業で F11 キーを押した全画面表示と同様です。
- シアターモードをキオスクモードとも言います。
- キオスクモードとは。ユーザーに他の画面や操作をさせたくないときに使用します。
※ただしVBAでIE操作する際は、ユーザーは操作しない前提ですので、あまり使用しないと考えます。
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