ExcelVBAではid、Class、Nameなどさまざまな要素を取得して
Selenium(Edge/Chrome)の自動制御が可能ですが、
CSSセレクタを使用しても自動制御可能です。
CSSセレクタを使用してEdge/Chromeを自動操作
当HPの検索ボックスを例にしています。
Dim driver As New Selenium.WebDriver Public Sub sample() driver.Start "chrome" 'Edgeの場合はdriver.start "edge" driver.Get "https://vba-create.jp" '■CSSセレクタを指定して文字(test)を検索ボックスへ反映 driver.FindElementByCss("#search-4 > form > input").SendKeys "test" '■CSSセレクタを指定して文字(test)を検索ボックスの入力値を取得 Debug.Print driver.FindElementByCss("#search-4 > form > input").Value 'test End Sub
注意点
- CSSセレクタは、HTMLの要素を特定するためのパス情報です。
=仕様変更があるとVBAのコードが使えなくなる恐れがあります。 - IDのように単一の要素は上記で可能ですが、複数データを一括で取得する場合はこちらを参照。
- 今回はデータの取得ですが、CSSセレクタを利用してクリックも可能です。
CSSセレクタはどうやって取得する?
①Chrome→ Ctrl + Shift + I
②矢印マーク→指定したい要素をクリック。
③画面右側の開発ツールの該当要素を右クリック→Copy → copy selecter
SeleniumBasicについて
Internet Explorer11 のサポート期限が2022年6月までと、スクレイピング自体入れ替えていく必要があります。
今一番スムーズなのはSeleniumBasicを使用したスクレイピングと考えます。
但し、VBAでのネット記事は少なく困っている方も多いと思います。
弊社で代行開発も可能ですので、お気軽にご用命ください。
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