固定長のデータを区切り位置で分割し配列化する【パーツ化】【ExcelVBA】

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パーツ化とは

ExcelVBAマクロ初級者からの脱却が、処理のパーツ化(プロシージャの分割)と考えています。
マクロを作る上で基本機能をパーツ化する事で、開発時間の削減に繋がります。
処理はパーツ単位で分ける事を心掛けましょう。

分かりやすく説明すると、エクセルの「関数」と同様です。
SUM関数であればセル内に「=SUM(1+2+3)」と記載すれば、セルには「6」と表示されますよね。
値を渡せば正しい値で返ってくる動きです。

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'■固定長レコードを区切り位置で分割し、配列にして返す
Public Function Call_datRecord_Split(datRecord As String, datColLength As String)
    '■固定長分割単位をSplitで配列化する
    Dim SplitLength As Variant: SplitLength = Split(datColLength, ",")
        
    '■取込用の仮の配列を生成
    Dim tmp As Variant
    ReDim tmp(LBound(SplitLength) To UBound(SplitLength))
    
    '■取込用の仮の配列に、SPlitした範囲ずつ取込する
    Dim sCol As Long: sCol = 1
    Dim i As Long
    For i = LBound(SplitLength) To UBound(SplitLength)
        tmp(i) = Mid(datRecord, sCol, SplitLength(i))
        sCol = sCol + SplitLength(i)
    Next i
    '■取込用の仮の配列を結果として返す
    Call_datRecord_Split = tmp
End Function

使い方

上記をお好きなモジュール内にコピペしてください。
実際に使用する時は行いたいコードを記載し、呼出しは以下のような形で使用してください。

Public Sub sample()
    Dim datRecord As String: datRecord = "001112233" '固定長
    Dim datSplit As String: datSplit = "2,3,2,2"     '固定長分割単位（区切り位置を指定）
    
    Dim arr As Variant
    arr = Call_datRecord_Split(str, d)
    'arr(0)=00
    'arr(1)=111
    'arr(2)=22
    'arr(3)=33
    
End Sub