関数・メソッド

読み取り専用などファイルに属性を設定する【SetAttr関数】【ExcelVBA】

構文

SetAttr (pathname, attributes

pathname・・・・・対象のファイル名をフルパスで指定。
attributes・・・・・・属性を設定。下記定数を参照。

SetAttr関数はファイルの属性を設定します。ファイル属性を取得する場合は GetAttr関数 です。

属性を表す定数
定数内容
vbNormal0通常ファイル
vbReadOnly1読み取り専用
vbHidden2隠しファイル
vbSystem4システムファイル
vbDirectory16ディレクトリ(フォルダ)
vbArchive32アーカイブ

SetAttrステートメントのサンプルコード

Public Sub sample()
    '■隠しファイルの属性を設定
    SetAttr "C:\vba\sample.xlsx", vbHidden
    
    '■読み取り専用の属性を設定
    SetAttr "C:\vba\sample.xlsx", vbReadOnly
    
    '■隠しファイル+読み取り専用の属性を設定
    SetAttr "C:\vba\sample.xlsx", vbHidden + vbReadOnly
    
    '■ファイルが存在していなければ実行時エラー '53':ファイルが見つかりません。
    SetAttr "C:\vba\aaa.xlsx", vbHidden

    '■フルパスで指定しなければ、カレントフォルダを参照する
    SetAttr "aaa.xlsx", vbHidden

End Sub

注意点

  • 引数をフルパスで指定しなかった場合は、カレントフォルダを指定したこととみなします。

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