構文
Object.End(Direction)
End・・・・データ入力があるセルの終端のセルを参照します。
Direction・・・・・・指定したセルの終端(上端、下端、左端、右端)を指定します。
Direction・・・・・・指定したセルの終端(上端、下端、左端、右端)を指定します。
| 引数Dicrectionの定数(xlDirectionクラス定数) | |||
| 定数 | 値 | 内容 | キーボード操作 |
| xlUp | -4162 | 上方向へ移動 | Ctrl + ↑ |
| xlDown | -4121 | 下方向へ移動 | Ctrl + ↓ |
| xlToLeft | -4159 | 左方向へ移動 | Ctrl + ← |
| xlToRight | -4161 | 右方法へ移動 | Ctrl + → |
終端セルを参照するEndプロパティのサンプルコード
Public Sub sample()
'■セルA1のから↓方向の終端セルを選択
Cells(1, 1).End(xlDown).Select
Range("A1").End(xlToLeft).Select
'■A列の最終行から上方向の終端セルを選択
Cells(Rows.Count, 1).End(xlUp).Select
'■セルA2の最終列から左方向の終端セルを選択
Cells(2, 1).End(xlToLeft).Select
Range("A2").End(xlToLeft).Select
'■2行目の最終列から左方向の終端セルを選択
Cells(2, Columns.Count).End(xlToLeft).Select
End Sub
注意点
- 今回はシート名などは明示していませんのでActiveSheetから取得します。
- 別のシートや別のブックのセル範囲を取得する場合は、Worksheetsを事前に指定しましょう。
ワークシート名を変数にSetし、短い名前で利用する【マクロ初級者必読】 - 今回はSelectの処理でしたが、RowプロパティやCountプロパティを取得するケースが多いでしょう。
詳細は下記の関連記事参照してください。
コメント