パーツ化とは
ExcelVBAマクロ初級者からの脱却が、処理のパーツ化(プロシージャの分割)と考えています。
マクロを作る上で基本機能をパーツ化する事で、開発時間の削減に繋がります。
処理はパーツ単位で分ける事を心掛けましょう。
分かりやすく説明すると、エクセルの「関数」と同様です。
SUM関数であれば セル内に「=SUM(1+2+3)」と記載すれば、セルには「6」と表示されますよね。
値を渡せば正しい値で返ってくる動きです。
このコードをコピペでOK
'■ブックオープン時に実行 Sub auto_open() '■ショートカットキー: Ctrl + Shift + K Application.OnKey "+^K", "call_CellPrintViewChange" End Sub '■標準ビュー←→改ページプレビューの表示切替 Public Function call_CellPrintViewChange() Dim zoom As Long: zoom = ActiveWindow.zoom '■標準ビューなら改ページプレビュー表示 '■改ページビューなら標準ページプレビュー表示 If ActiveWindow.View = xlNormalView Then ActiveWindow.View = xlPageBreakPreview Else ActiveWindow.View = xlNormalView End If '■表示倍率を元の倍率にする ActiveWindow.zoom = zoom End Function
使い方
Ctrl + Shift + Kで「標準ビュー表示」or「改ページプレビュー表示」を切替しています。
本パーツを個人用マクロブック「PERSONAL.XLSB」に記載する事でどのブックに対しても使えます。
個人用マクロブックについて
通常、マクロはブック内にコードを記載して、そのマクロのみで使用します。
個人用マクロブックはエクセルさえ開いていれば、どのブックでもコード実行が出来ます。
保存先は、Excel起動用のフォルダです。
■フォルダ
C:\ユーザー\(アカウント名)\AppData\Roaming\Microsoft\Excel\XLSTART
■ファイル名
PERSONAL.XLSB
PERSONAL.XLSBがない
個人用マクロブックはマクロの記録から作成が可能です。
マクロの記録からマクロの保存先を「個人用 マクロブック」にして保存してください。
■手順
新規ブックを作成し、メニューバーから「表示」→「マクロ」→「マクロの記録」
注意点
- 個人用マクロブックでご紹介していますが、アドイン化も一つの手です。
- Shift +Ctrl +Kでは切り替えのKですが、この辺は好みです。
好きなキーで操作できるので、”+^K”部分を変更してください。詳細はOnkeyメソッド参照。
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