Edge/ChromeでEnterなどの特殊キーを入力する【Keys】【Selenium】【ExcelVBA】

Webページ内のテキストボックスやパスワードボックスへ値を反映する方法は以前ご紹介しました。
単なる文字の反映だけでなく、EnterキーやTabキーなどの特殊キーを反映することも可能です。

EnterキーやTabキーなどの特殊キーを反映するサンプルコード
Keyの一覧（よく使うのは太字）
注意点
SeleniumBasicについて

EnterキーやTabキーなどの特殊キーを反映するサンプルコード

    '■ブラウザに対してSendKey
    driver.SendKeys Keys.Tab        'TABキーを押下
    driver.SendKeys Keys.Enter      'Enterキーを押下
    driver.SendKeys Keys.Space      'Spaceキーを押下
    
    '■要素にてSendKey
    driver.FindElementById("userID").SendKeys Keys.Enter

Keyの一覧（よく使うのは太字）

Tab	Add	F1	NumPad0	PageDown	Pause
Enter	Cancel	F2	NumPad1	PageUp	Return
Backspace	clear	F3	NumPad2	Up	LeftAlt
Control	Command	F4	NumPad3	Down	LeftControl
Space	Decimal	F5	NumPad4	Right	LeftShift
Shift	Delete	F6	NumPad5	Left	Meta
Alt	Divide	F7	NumPad6	ArrowDown	Multiply
End	Equal	F8	NumPad7	ArrowLeft	Null
Escape	Semicolon	F9	NumPad8	ArrowRight	Help
Home	Separator	F10	NumPad9	ArrowUp
Insert	Subtract	F11
		F12

注意点

VBAのSendKeysとSeleniumのSendKeysは別物です。（最前面になくてもキーは送られます。）
ただし、画面上に見えていないとエラーになる場合もある為、ウィンドウ最大化推奨です。
Ctri + A などの全選択やコピー、ペーストはKeyboard.KeyDownメソッドを使います。

SeleniumBasicについて

Internet Explorer11 のサポート期限が2022年6月までと、スクレイピング自体入れ替えていく必要があります。
今一番スムーズなのはSeleniumBasicを使用したスクレイピングと考えます。

但し、VBAでのネット記事は少なく困っている方も多いと思います。
弊社で代行開発も可能ですので、お気軽にご用命ください。