パーツ化とは
ExcelVBAマクロ初級者からの脱却が、処理のパーツ化(プロシージャの分割)と考えています。
マクロを作る上で基本機能をパーツ化する事で、開発時間の削減に繋がります。
処理はパーツ単位で分ける事を心掛けましょう。
分かりやすく説明すると、エクセルの「関数」と同様です。
SUM関数であれば セル内に「=SUM(1+2+3)」と記載すれば、セルには「6」と表示されますよね。
値を渡せば正しい値で返ってくる動きです。
このコードをコピペでOK
'■文字列の先頭が指定した文字列かどうかチェックする Public Function Call_StringStartCheck(target As String, search As String) As Boolean Call_StringStartCheck = False '■確認したい文字列(target)が検索したい文字列(search)より短ければ、その時点でFalse If Len(search) > Len(target) Then Exit Function End If '■確認したい文字列(target)が、前方一致(search)でTrue If Left(target, Len(search)) = search Then Call_StringStartCheck = True End If End Function
使い方
上記をお好きなモジュール内にコピペしてください。
実際に使用する時は行いたいコードを記載し、呼出しは以下のような形で使用してください。
Public Sub sample() '■正常処理 Debug.Print Call_StringStartCheck("あいうえお", "あ") 'true Debug.Print Call_StringStartCheck("あいうえお", "あい") 'true Debug.Print Call_StringStartCheck("あいうえお", "か") 'false Debug.Print Call_StringStartCheck("あいうえお", "あか") 'false '■文字数が不正のため、その時点でFalse Debug.Print Call_StringStartCheck("123", "12345") 'false End Sub
注意点
- 特にありません。本処理はファイル名の先頭が指定文字なのかどうか判断したりします。
- 先頭の文字でチェックではなく、文字が含まれる場合はInstr関数で判断します。
- 先頭の文字でチェックではなく、末尾の文字が含まれる場合はこちらの記事参照。
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