関数・メソッド

可視セルのみ選択/値を取得する【SpecialCellsメソッド】

可視セルのみ選択/値を取得するコードサンプル

SpecialCellsメソッドを使用する事で、可視セルのアクティブ化、可視セルのデータをコピー等する事が可能です。

可視セルはHidden状態やオートフィルタがかかった状態を指します。

Public Sub sample()
    '■エラーが出た行を無視する
    On Error Resume Next
    
    '■セルA1を含む表の空白セルのみ選択する
    Range("A1").CurrentRegion.SpecialCells(xlCellTypeVisible).Select

    '■セルA1を含む表の空白セルの個数をカウントする
    Debug.Print Range("A1").CurrentRegion.SpecialCells(xlCellTypeVisible).Count
    
    '■セルA1を含む表の空白セルのアドレスを表示する(空白セルを検索する)
    Debug.Print Range("A1").CurrentRegion.SpecialCells(xlCellTypeVisible).Address
    
    
    '■セルA1:C5の可視セルのみ選択する
    Range("A1:C5").SpecialCells(xlCellTypeVisible).Select
    
    '■Sheet2へSheet1のセルA1:C5の可視セルをコピペする
    Worksheets("Sheet1").Range("A1:C5").SpecialCells(xlCellTypeVisible).Copy
    Worksheets("Sheet2").Range("A1").PasteSpecial
End Sub

注意点

  • On Error Resume Nextを入れておかないと、以下エラーが発生する可能性があります。
    実行時エラー’1004′: アプリケーション定義またはオブジェクト定義のエラーです。
    実行時エラー’1004′: 該当するセルが見つかりません。
  • 上記は該当するセルがなかった場合(空白セルがなかった場合)にエラーが発生してしまいます。
    その為、On Error Resume Nextでエラーを無視する形で対応しています。

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